前置詞

フランス語の前置詞は、英語の前置詞のように、名詞の働きをする語句の前に置かれ、副詞句か形容詞句を作りますまずが、英語と違って、フランス語では、間接目的語にもなりえるので、注意が必要です。

形容詞句、副詞句

● Une crotte de pigeon est tombée sur ma tête.
  Pigeon poop fell on my head.
  ハトのフンが俺の頭に落ちた.

修飾としての前置詞句は、形容詞句か、副詞句になります。

この例では、「de pigeon」が、形容詞句です。
前置詞「de」が「pigeon」という名詞を従え、「une crotte」という名詞を後ろから修飾しています。
「une crotte(糞)」←「de pigeon(鳩の)」

そして、「sur la tête」が、副詞句です。
前置詞「sur」が「ma tête」という名詞を従え、「tomber」という動詞を後ろから修飾しています。
「est tombée(落ちた)」←「sur ma tête(俺の頭の上に)」

OI(間接目的語)

● Je pense à toi.
  I'm thinking of you.
  僕は君を想っている。

● Je souhaite une bonne chance à tous.
  I wish a good luck to everybody.
  皆さんの幸運を祈っています。

● Je me réveille à l'aube.
  I wake up at dawn.
  私は、明け方に起きる。

副詞は、6文型の要素(S、V、OD、OI、A)には、なりません。
ただ、英語と違うのは、英語は、to不定詞のような例外を除き、前置詞句は、必ず副詞句になりましたが、フランス語では、前置詞句が、文の要素である、「OI(間接目的語)」になることがあるという点です。

上の3つの例では、1つ目の「à toi」、2つ目の「à tous」は、間接目的語で、6文型の要素です。
一方、3つ目の「à l'aube」は、前置詞句で、この場合、副詞句になり、文の要素ではありません。
前置詞「à」が「l'aube」という名詞を従え、「réveiller」という名詞を後ろから修飾しています。
「me réveille(起きる)」←「à l'aube(明け方に)」