フランス語は、アルファベ、26文字で表され、そのアルファベの組み合わせのことを単語と呼び(「à」のように一文字のこともある)、単語には、品詞という種類があることを、アルファベと単語と品詞で書きました。
そして、今回は、「文」についてです。
● Il rote fort.
彼は大きなゲップをする。
文というのは、「主部と述部と修飾部からなる、単語の組み合わせのこと(修飾部はなくてもOK)」です。
そして、フランス語の文は、最初の文字を大文字にして、最後に、ピリオド(フランス語では「point」)「.」をつけるのが決まりです。
上の文でも、最初の「I」が大文字になり、最後に「.」がついていますね。
主部には、「名詞の働きをする単語か句か節」などが来ます。
句と節については、単語と句と節と文で、触れますので、今は、気にしなくて大丈夫です。
上の例では、主部に、「il(彼は)」という単語が来ています。
この「il」という単語は、代名詞で、名詞の働きをします。
述部には、「動詞の働きをする単語か句」が来て、文型によっては、「補語や目的語など」が続きます。
上の例では、「roter(ゲップをする)」という動詞の働きをする単語が来ています。
なぜ、「roter」が「rote」なるのかは、er動詞で、触れますので、今は、気にしなくて大丈夫です。
修飾部には、「形容詞の働きをする単語か句か節」「副詞の働きをする単語か句か節」などが来ます。
上の例では、「fort(大きな音で)」という副詞の働きをする単語で、「rote」という動詞を修飾しています。
フランス語では、単純時制の動詞を修飾する場合、副詞は、動詞の後に来ます。
単純時制とは、複合時制(「avoir、être + 過去分詞」などの形をとるもの)でないもののことです。
以上、これが、文の基本で、この「何が主部で何が述部で何が修飾部なのか」を見分けることは、特に長い複雑な文を理解する上で、スーパーウルトラめちゃくちゃ大事なので、ぜひ、覚えておいてください!
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