現在分詞と過去分詞

英語にも分詞があるように、フランス語にも分詞があります。
分詞とは、動詞が形容詞のような機能を持ったもので、現在分詞と過去分詞があります。

原形 現在分詞 過去分詞
être étant été
avoir ayant eu
rouler roulant roulé
défendre défendant défendu

現在分詞

● une pierre roulante
  a rolling stone
  転がる石ころ

この例では、「roulante」が現在分詞です。
もともとは、「rouler(転がる)」という意味の動詞ですが、現在分詞で使われ、形容詞のような働きをしています。

分詞から派生した形容詞は、名詞の後に付けるのが原則です。
「pierre(石)」を後ろから修飾しています。

「pierre(石)」は、女性名詞で、現在分詞にも語尾に「e」がついて女性形になっています。
分詞を形容詞として使う場合は、このように、修飾される名詞の性数に分詞を一致させます。

過去分詞

● le fruit défendu
  the forbidden fruit
  禁断の果実

この例では、「défendu」が過去分詞です。
もともとは、「「défendre(禁ずる)」という意味の動詞ですが、過去分詞で使われ、形容詞のような働きをしています。

ある例外的な場合以外、基本的に、過去分詞は、それに関する名詞の性数に一致するのが原則です。

最後に

このように、分詞は、動詞が形容詞のような働きをするようになったものです。
現在分詞は、修飾される名詞が動作主で、過去分詞は、修飾される名詞が動作の受け手になります。

上の例では、石は転がる動作主で、果実は禁止という動作の受け手、になります。

ほかに、分詞節を作ったり、過去分詞は、直説法複合過去直説法大過去を作ったりしますが、それらは、それぞれのページを参照ください。