第1文型 S V

日本語は、「私は」「私に」「私を」のように、この、「は」「に」「を」が、文の中で、どういう働きをするのかを決めていますが、英語では、語順、つまり並べ方で決まります。

● 人は、あなたが、好き。
● あなたが、人は、好き。

は、語順、つまり並べ方は違っても、同じ意味ですが、英語で、

● People like you.
● You like people.

とすると、上は、「人は、あなたが、好き」ですが、下は、「あなたは、人が、好き。」の意味になります。
このように、英語は語順が意味を決めるので、単語の並べ方がとても重要です。

また、英語では「5文型」というものがあり、それは、「英語の単語の並べ方は、大きく分けて、5パターンあるぜい!」と言う話でした。

フランス語の文型

一方、フランス語では、一般的には、6文型あるとされています。

英語では、前置詞句は、文型の要素に含めませんが、フランス語では、前置詞句を文型の要素に含める場合があることが、英語とフランス語で違うところです。

ただ、それ以外は、英語の5文型とほとんど一緒ですので、そんなに難しくないと思います。

フランス語では、主語は、sujet、動詞は、verbe、目的語は、objetになります。
また、目的語には、直接目的語と間接目的語があり、直接目的語は、complément d'objet direct、間接目的語は、complément d'objet indirectと言います。

厳密には、

「complément d'objet direct」は「直接目的補語」、
「complément d'objet indirect」は「間接目的補語」、

と言いますが、「補語」というと、英語の「補語」と、紛らわしいので、このサイトでは、

「直接目的補語」のことを「直接目的語」、
「間接目的補語」のことを「間接目的語」、

と呼ぶことにします。

あと、英語でいう補語は、フランス語では、「属詞(attribut)」と言います。

これらを記号で、主語「S」、動詞「V」、直接目的語「O・D」、間接目的語「O・I」、属詞「A」と表します。

それでは、早速、一番、最初の「第1文型」から見てみましょう!

第1文型 S V

● Les hommes rêvent.
  人間は夢を見る。

一番最初は、主語と動詞から成る、一番シンプルな形で、これが第一文型になります。

「Les hommes」は、「人類、人間」という意味の名詞、主語になっています。
このように、主語には、名詞の働きをするものが来ます。

「rêver」は、「夢を見る」という意味になる動詞で、この場合、目的語をとらない自動詞として使われています。
なぜ、「rêver」が「rêvent」になるかは、er動詞のところで触れますので、いまは、気にしなくて大丈夫です。

この、「S V」という主語と動詞のみの形が、第1文型で、一番シンプルな形になります。
この文型は、英語と一緒ですので、難しくないと思います。