6文型まとめ

ここまでで、アルファベ、単語、句、節、文、6文型、などなど、色々なことが出てきましたので、頭の中を整理する意味で、ここまでのことをまとめておきます。

アルファベ

フランス語は、アルファベと呼ばれる26の文字で表される。
つづり字記号というものもあり、これは、文字の一部になり、省略することはできない。
アクサンテギュ「é」、アクサングラーヴ「à」、アクサンシルコンフレクス「â」、トレマ「ë」、セディーユ「ç」など。

単語

アルファベの組み合わせで意味をもつものを単語(「à」のように一文字のこともある)と呼ぶ。
単語には、品詞と呼ばれる種類がある。

句と節と文

句とは、「主部と述部を持たない単語の組み合わせのこと」
節とは、「主部と述部を持つ単語の組み合わせのこと(修飾部が付く場合もあり)」
文とは、「主部と述部と修飾部からなる単語の組み合わせで、最初の文字が大文字になり、最後にpoint「.」がついたもののこと(修飾部は無くてもOK)」

フランス語の文型

文には、文型と呼ばれる、並べ方の種類があり、それは、基本、6パターンある。

S=sujet(主語)の略
V=verbe(動詞)の略
A=attribut(属詞)の略
OD=complément d'objet direct(直接目的語)の略
OI=complément d'objet indirect(間接目的語)の略

厳密には、

「complément d'objet direct」は「直接目的補語」、
「complément d'objet indirect」は「間接目的補語」、

と言う。
でも、「補語」というと、英語の「補語」、つまりフランス語でいう「属詞」と、紛らわしいので、このサイトでは、

「直接目的補語」のことを「直接目的語」、
「間接目的補語」のことを「間接目的語」、

と呼ぶことにします。

6文型

フランス語の文の基本6パターンは以下の通り。

● 第1文型: Les hommes rêvent. (S V)
● 第2文型: Mes chaussettes sentent le jasmin. (S V A)
● 第3文型: J'aime Noël! (S V OD)
● 第4文型: Je pense à toi. (S V OI)
● 第5文型: Je souhaite une bonne chance à tous! (S V OD OI)
● 第6文型: Je trouve les blattes super. (S V OD A)

以上が、フランス語の構造の基礎です。

副詞について

ただ、ここでもう一つ、大事な点があります。
それは、副詞は、この6文型の要素(S、V、OD、OI、A)には、なれないという事です。
名詞の働きをする語や句や節を修飾するのが形容詞で、名詞以外の語や句や節を修飾するのが副詞です。

例えば、

● Ses poils de l'oreille volent dans le vent.
  彼の耳毛は、風になびいている。

では、「dans le vent(in the wind)」が副詞で、6文型の要素(S、V、OD、OI、A)にはなれないので、上の文は、

 Ses poils de l'oreille volent (dans le vent).
 「SV、副詞句」

になり、SVの、第1文型になります。

英語に直訳すると、「ses poils de l'oreille」は「his hair of the ear」、「voler」は「blow」という意味です。
ですので、上の文は、フランス語の単語を、英語の単語に、そのまま当てはめて直訳すると、以下のようになります。

 His hair of the ear is blowing in the wind.

この、「副詞は、6文型の要素(S、V、OD、OI、A)になれない」というのは、フランス語の文を、特に、複雑な長文を読みとく上で、非常に重要ですので、覚えておいてください。

第4文型と副詞句

ただ、フランス語の第4文型では、「間接目的語+前置詞」に見えるものがあり、これを、ただの副詞句と間違えないように、注意が必要です。

 Je pense à toi.

これを、「pense à(動詞+前置詞)」とみるか、「à toi(前置詞+名詞)」とみるかは、微妙なところですね笑

「pense à(動詞+前置詞)」と観た方が、この「副詞句は6文型の要素になれない」というルールに当てはまり、分かりやすいかと思います。
ですので、このサイトでは、「動詞+前置詞」と見ることにしようと思います。

ただ、もし「à toi(前置詞+名詞)」と観た時、英語では、「前置詞+名詞」は、5文型の要素にならないのに対し、フランス語は、「前置詞+名詞」が、OI(間接目的語)として、6文型の要素になりえるので、注意が必要です。