中性代名詞 y

「en」が「de + 名詞の働きをする語句節、または、不定詞」の代わりをする代名詞だったのに対し、「y」は「à + 名詞の働きをする語句節、または、不定詞」の代わりをする代名詞です。

「en」と同様、中性代名詞で、性数に関わらず、「y」が使われ、動詞の前に置かれ、「en」と一緒に使われる場合は、「y en」の順になります。

例文

● Tu es allé au paradis? J'y habite. Le paradis, c'est ici.
  天国に行ったことある? そこに住んでるよ。天国は、ここさ。

● Tu pense à moi? Oui, j'y pense toujours.
  私のことを考える? うん、 いつも考えてるよ。

● Je veux m'amuser et j'y suis disposé.
  僕は楽しみたい、そして、そうするつもりだ。

1番目の例では、「habite au paradis」(「au」=「à le」)、
2番目の例では、「pense à toi」、
3番目の例では、「disposé à m'amuser」、

の、「à 〜」が、それぞれ、「y」に代わり、動詞の前に置かれているのがわかると思います。

「y en」

● Il y en a beaucoup.
  それはたくさんある。

「y」と「en」を一緒に使う場合は、「y en」の語順になります。

あと、この「y」は「en」と同様、第5文型で、他の人称代名詞と、一緒に使われる時は、

「S 人称代名詞 y V」

の形になります。

● Elle m'y a accompagné.
  彼女は、僕を、そこに、連れて行ってくれた。

上の例は、「Elle a accompagné OD à OI」

直接目的語(OD)が「me」、間接目的語(OI)が「y」で、「S 人称代名詞 y V」の語順になっているのがわかると思います。