直説法複合過去

「直説法複合過去」というのは、口語で、英語の現在完了にあたります。
作り方は、「avoir + 過去分詞」「être + 過去分詞」になります。

「avoir」を取るか「être」を取るかは、その動詞によります。
「移動系」の動詞は、「être」を取ることが多いです。

直説法複合過去「avoir」

● Je l'ai déjà fait.
  I have already done it.

この例では、「avoir + faireの過去分詞」になっています。
「faire」は、この場合、英語でいう「do」の意味になります。
「faire」は、不規則動詞で、過去分詞は、「fait」になります。

直説法複合過去「être」

● Etes-vous déjà allée à hawaii?
  Have you ever been to Hawaii?

この例では、「être + allerの過去分詞」になっています。
「déjà」は、「already」、ここでは、「ever」の意味の副詞になります。
「aller」は、この場合、英語でいう「go」の意味になります。
「aller」は、不規則動詞で、過去分詞は、「allé」になります。

ただ、この例では、「allée」になっています。
これは、「être」を助動詞に取る場合は、「過去分詞は、主語の性数に一致する」からです。
つまり、この場合、「vous(あなた)」は女性で、この文は、女性に対して聞いているものということになります。

「être」を取る時、過去分詞は主語の性数に一致

● Etes-vous déjà allé à hawaii?(男性一人に向って)

● Etes-vous déjà allée à hawaii?(女性一人に向って)

● Etes-vous déjà allées à hawaii?(女性複数に向って)

● Etes-vous déjà allés à hawaii?(男性複数、または、男女複数に向って)

それぞれ、過去分詞「allé」の語尾に、女性形「e」、複数形「s」がついているのがわかると思います。
男女が混合しているときは、男性複数形を使います。

最後に

以上のように、もともと、複合過去は、英語でいう現在完了の意味でしたが、今日では、口語で、普通の過去形の意味でも使われています。
この見分け方は、文脈によるしかありません。

また、英語では、過去から現在まで、現在完了が継続の意味になることがありますが、この場合、フランス語では、普通に、直説法現在形を使います。