Les Dieux ont soif

Dieux Ont Soif (Collection Folio) Les Dieux ont soif (French Edition)
Les Dieux Ont Soif
著者:Anatole France
発表年:1912
オススメ度:
読了日:2018.02.01

あらすじ

主人公は、画家であり、そして、ロベスピエールに心酔するジャコバン派の青年、Évariste Gamelin。
フランス革命直後のパリを舞台に、恐怖政治を行っていたロベスピエールが処刑されるまでを描いた、歴史小説。

私の感想、レビュー

アナトール・フランスは、約一年前に、「シルヴェストル・ボナールの罪」を読み、とっても良かったので、次に読んでみたのが、この「神々は渇く」。

感想は・・・、自分の実力不足で、まったく楽しめませんでした苦笑

知らない単語が山ほど出てきて、それだけでも、ストレスなのですが、その半分くらいが、辞書を引いても、載っていなくて、二重にストレスでした笑

また、固有名詞も山ほど出てきて、フランス語力もそうですが、フランス革命について、詳しく知らないと、楽しむことが難しいです。

例えるなら、日本語非ネイティヴが、司馬遼太郎の小説でも読むような感じでしょうか?

日本人にとっては、新選組や維新志士、薩摩藩や長州藩、尊王攘夷派や佐幕派、坂本龍馬、西郷隆盛、徳川慶喜、大政奉還、明治維新、などなどの言葉や、当時の情勢など、知っていて当たり前でも、非ネイティヴには、かなり難しいのではないかと思います。

そんな感じで、私は、昨年は、世界史を一から勉強しなおし、さらに、この小説を読みながら、ウィキペディアの「フランス革命」のページを全部読んだのですが、それでも、まだまだ、そんなもんでは不十分なようで笑、フランス語力不足に背景知識不足が重なって、分からない所だらけでした。

ですので、オススメ度は「今回、私が楽しめた度」で、決してこの作品の評価ではありません。
つまり、私は、実力不足で、全然、楽しめなかったということです笑

Il en faudrait revenir là et gouverner les hommes tels qu'ils sont et non tels qu'on les voudrait être.

ただ、理解できる文章が全くなかったわけでもなく、上のような、いいなあと思う文章も、ところどころ出てきました。

革命や恐怖政治によって苦しめられる人々や、ギロチンによる処刑シーン、自分にとって都合の悪い人間に悪のレッテルを貼り、次々とお互いを裁き合う人間達の様子、などなど、あまり気分の良い話ではないのですが、なぜか魅力的で、フランス革命に詳しく、フランス語力の高い方なら、きっと楽しめる、素晴らしい作品なのではないか、と思います。