ルノワール 陽だまりの裸婦

ルノワール 陽だまりの裸婦 [DVD]
原題:Renoir
公開:2012
時間:111分
鑑賞日:2014.11.11
ストーリーの面白さ:
映像や音楽の美しさ:★★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★★
心が動かされること:
非日常的刺激スリル:

私のオススメ度:★★★

※ 注意 ※ PG12指定

あらすじ

ある日、晩年のルノワールのもとに、絵のモデルとして、アンドレと名乗る、若い女性が訪れ、彼女は、早速、翌日から、ヌードモデルを始める。
そうこうするうちに、戦争に行っていた、次男のジャンが帰ってきて、彼も、父、ルノワールの絵を手伝うようになるが・・・

私の感想、レビュー

この作品は、映画というより、映像芸術といった体で、とにかく、絵画のように、映像と世界観が美しかったです。
フランスの自然が綺麗で、ルノワール邸宅の、内装、家具が、魅力的でした。

ただ、ストーリーには、ほとんど起伏が無く、「物語」というより「画集」のような感じの作品です。
心動かされるようなシーンもなく、非日常的なスリルも、ほとんどありません。

あと、この作品は、彼の晩年に、ヌードモデルをしたアンドレと、次男のジャンのほうに、よりスポットライトがあたっていて、「ルノワールの生涯を知りたい」という方には、不向きかもしれません。

でも、ところどころ、ルノワールが、名言的なセリフを吐くので、それらは、とても魅力的でした。

淡々とした作品で、ストーリーも起伏が無く、派手な展開も無いので、フランス語のリスニング教材としては、逆に、良かったと思います!

静かなシーンが多いので、言葉が聞き取りやすく、私も、まだまだですが、「Compris?」「plus tard」「Je comprends.」「Qu'est que vous pensez, peintre?」などなど、かなり聞き取れるセリフもあって、うれしかったです!

また、三男の子が、「Je dis que c'est pas moi.」と言っていて、「ne」を省いていたのが印象的でした。
参考書でも、口語では、しばしば、「ne」が省略される、と書いてあったのを覚えていて、それを、実際に確認できて、なんだかうれしかったです。

ちなみに、この映画は、ルノワールの晩年の傑作と言われる、「浴女たち」という作品の創作秘話を、事実をもとに、描いているそうです。
私は、絵画も、全然詳しくなく、「浴女たち」という作品も知らなかったのですが、この映画を観て、少し、ルノワールに、興味が湧きました。