しあわせの雨傘

しあわせの雨傘 スペシャル・プライス [DVD]
原題:Potiche
公開:2010
時間:99分
鑑賞日:2015.08.23
ストーリーの面白さ:★★
映像や音楽の美しさ:★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★
非日常的刺激スリル:★★

私のオススメ度:★★★

※ 注意 ※ 性描写あり

あらすじ

舞台は、1977年のフランス、主人公のスザンヌは、雨傘工場を経営するロベールを夫に持つ、社長夫人。
趣味の詩を綴ったり、豊かな生活をしながらも、夫は自分の意見に耳を貸さず、そんな、夫の「飾り」に過ぎない毎日に、不満を感じ始める。
そんな中、夫のロベールの経営する工場で、ストライキが起き、彼は心臓発作で倒れてしまう。
そこで、工場の経営を立て直すため、夫の代わりに、スザンヌが立ち上がる!

私の感想、レビュー

原題は「Potiche」で、意味は、「壺」、「être une potiche」で「単なる飾りに過ぎない」という意味になり、日本語では、「飾り壺」と訳されていました。
「しあわせの雨傘」という、日本語のポップなタイトルとは、少し違い、コメディではありますが、ブラックユーモアが利いた作品です。

ストーリーは、目が離せないというほど面白くはありませんが、展開が早いので、つまらなくもなく、全編を通して、なんか、真面目を装って、ふざけているような、クスクス笑ってしまう、この何とも言えない、フレンチユーモアが、魅力的な作品です。

フランス語は、少し政治的な、社会風刺的な、内容も入っていますので、少し難しく感じるかもしれませんが、私でも聞き取れる、簡単なセリフもたくさんありましたし、日常会話が基本なので、フランス語上級者の方が観れば、リスニング難易度は高くない作品だと思います。

似たようなポップなタイトルのアメリカ映画の、あの軽いノリとは、また違い、フランス流の、エスプリ、アイロニー、ユーモアが、楽しめる作品だと思います。