気狂いピエロ

気狂いピエロ [DVD]
原題:Pierrot Le Fou
公開:1965
時間:110分
鑑賞日:2014.11.27
ストーリーの面白さ:★★
映像や音楽の美しさ:★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★

私のオススメ度:★★★★

※ 注意 ※ 暴力・殺人描写あり

あらすじ

フェルディナンは、退屈な結婚生活を送っていた。
ある日、妻から誘われ、渋々、出向いたパーティーで、昔の愛人であった、マリアンヌと再会し、彼女のアパートで、彼女と一晩を過ごす。
次の朝、起きた彼は、彼女が殺したと思われる男性の死体を目にし、退屈な日常から逃れるため、彼女と一緒に、逃亡旅行に出るが・・・

私の感想、レビュー

これは、ストーリーが難解かつ非常に退屈で、観ながら、あと何分残ってるか何度も確認してしまったのですが、しかし、セリフの詩的美しさや、昔のフランスの風景が美しく、何とも不思議な魅力のある作品で、特に、最後のセリフはたまらんかったです。

自由奔放で小悪魔的な、マリアンヌは、ルパン三世の、峰不二子や、ティファニーで朝食をの、ホリー・ゴライトリーを思わせ、このマリアンヌ役の、アンナ・カリーナが、とってもきれいでした!
また、彼女を見ていて、私の大好きな曲、The Rolling Stonesの、Ruby Tuesdayを、思い出しました。

映像の古さや、車のシーン、血の絵の具っぽさは、「昔の映画」という感じで、それが逆に、レトロな魅力があり、また、静かなシーンが多いので、フランス語は、私でも、かなり聞き取れるセリフもあって、それが嬉しかったです!

ランボーの詩集「Poésies complètes」や、ボードレールの「Les Fleurs du mal(悪の華)」は、パブリックドメインなので、Kindleなら原作が無料で、私もダウンロードしましたが、まだまだ、理解できず、これらを、フランス語の原文で、味わえる日が来るのを、夢見ています!

フェルディナンの日記や、青いペンキの意味、ランボーやボードレールの詩の引用、などなど、芸術的で、私の洞察力不足からか、一度観ただけではわからないところも多く、ストーリーも、正直、非常に退屈ですが、何か、不思議な魅力のある作品でした!