100歳の少年と12通の手紙

100歳の少年と12通の手紙 [DVD]
原題:Oscar et la Dame rose
公開:2009
時間:105分
鑑賞日:2016.05.22
ストーリーの面白さ:★★★
映像や音楽の美しさ:★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★★★
非日常的刺激スリル:★★★

私のオススメ度:★★★★

あらすじ

10歳の白血病の少年オスカーは、病気のために、自分を腫れ物扱いする大人たちにご立腹。
そんなある日、病気の自分に、遠慮なくスバズバとモノを言う、ローズという女性と出会う。
彼は、彼女なら、自分を特別扱いせず、普通に接してくれると感じたのか、毎日、彼女に病室に来てもらうようにお願いする。
それから、オスカーとローズの交流が始まる・・・

私の感想、レビュー

難病の子供が主人公の作品は、ちょっと暗すぎたり、重すぎたり、やたら泣かせようとして来たり、といったことがあるかと思うのですが、この作品は、ユーモラスな描写も多く、暗すぎない内容になっていて、観終わった後は、爽やかな後味が残る映画でした。

また、毒舌のローズが、いい味を出しているというか、人には携帯で電話しながら運転するなとか言っておきながら、そのすぐ後で、自分は携帯で話しながら運転したり笑、ヒドイ事を平気で言ったり、ちょっと近寄りがたい人物なのですが笑、何故か、憎めないというか、嫌いになれないキャラクターで、観ていて飽きません。

フランス語は、今の私は、まだまだですが、それでも、勉強の成果か、今までで、一番聞き取れるセリフが多い作品でした。

昔なら、絶対、聞き取れなかったと思うセリフが、かなり分かるようになっていて、上達の実感があることが嬉しかったです。

ですので、フランス語上級者の方が観れば、おそらく、リスニング難易度は、そう高くはない作品なのではないかと思います。

ローズがオスカーに語る人生訓や、オスカーが神様に宛てた手紙の内容には、心に留めておきたいセリフも多くて、本当は、ここに色々引用してみたいところですが、本編を観てのお楽しみということで笑

「慈善なんて大嫌い」「愛とか優しさとか思いやりなんて吐き気がする」というローズというキャラクターが、私には、好印象で、このローズがいるおかげで、偽善的でないというか、胡散臭くないというか、何と言うか、とってもいい映画に仕上がっていると思います!