フランスの思い出

フランスの思い出 [レンタル落ち]
原題:Le Grand Chemin
公開:1987
時間:108分
鑑賞日:2015.04.02
ストーリーの面白さ:★★★
映像や音楽の美しさ:★★★★
作品の世界観の良さ:★★★★
心が動かされること:★★★
非日常的刺激スリル:★★

私のオススメ度:★★★

※ 注意 ※ 軽い性描写あり

あらすじ

9歳の男の子、ルイは、母の出産のため、夏休みの間、母の友人である、マルセルとペロの夫婦に預けられる。
隣家には、脚を大きく開いてパンツを見せて座る、ちょっと意地悪で、ズル賢く、イタズラ好きな、マルチーヌという10歳の女の子がいる。
パリで育ったルイは、母と離れ、初めての田舎で、不安な夏休みが始まる。

私の感想、レビュー

フランスの田舎の自然がとても綺麗で、心温まる良い映画でした。
私にとっても、小学生の頃の夏休みが、どれほど楽しかったか、その思い出の美しさは異常で、しかも、決して記憶の中で美化されたものでは無いという事実を、こういった映画を観ると再認識させられます。

怒りの根底には悲しみがあるということが、良く分かる映画でもありました。
ペロは、飲んだくれで、酔っぱらっては、大声を出して暴れますが、マルセルは文句を言いながらもそんな夫を介抱する所から、お互いにお互いの哀しみを理解しあっている様子がうかがえたように思いました。

また、マルチーヌが、モーツァルトの、夜の女王のアリアを歌っていて、私の好きな曲だったので、なんだか嬉しかったです。
年齢、国籍問わず、やはり、男性より女性のほうが、一枚も二枚も上手で、マルチーヌに翻弄されるルイを見ていて、時に微笑ましく、時に可哀そうでもありました笑

一か所、ウサギの頭を打ち、目玉をくりぬいて、皮を剥ぐシーンがあるので、苦手な方は要注意です。

フランス語も、「Qu'est-ce qui se passe?」「C'est ici.」などの簡単なセリフなら私でも聞き取れて、アクション映画などと違って、会話が聞き取りやすい作品だと思います。