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舞台は、1936年、パリ。
ミュージカルホール「シャンソニア劇場」は、不況のため閉鎖。
そこで長年働き続けた、ピゴワルは失業してしまい、一時期、酒におぼれる毎日を送るも、息子の親権を取り戻すため、この劇場の再建に立ち上がる!
この作品、初めて観ましたが、普通に楽しめました。
特に、主役の、ピゴワルのキャラクターが魅力的で、不器用だけど、何だか憎めない、感じの良いオッチャンで、友達になりたいタイプです♪
ストーリーは、ミュージカル的なシーンが多く、正直、目が離せないというほど面白くはありませんが、観るのが苦痛というほど退屈でもなく、音楽はポップで可愛い曲が多く、製作が2008年と、比較的最近なこともあって、映像も綺麗で、悲しいことも、多々おこりますが、全体的には、心温まる、良い映画だと思います。
フランス語は、今の私の実力では、まだまだ聞き取れないところだらけですが、そんな私でも、聞き取れるセリフも多くあって、フランス語上級者の方が観れば、そんなにリスニング難易度は高くない作品だと思います。
ちなみに、日本語のタイトルは「幸せはシャンソニア劇場から」ですが、原題は「Faubourg 36」で、「faubourg」は「郊外(特に、労働階級の人たちが住む)」という意味です。
私は、ミュージカル的な、歌のシーンは、正直、少し退屈に感じてしまうこともありましたが、それでも、音楽も可愛くて、登場人物たちが魅力的な、何だか、フランス映画らしい、心温まる作品だと思います。
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