みんなで一緒に暮らしたら

みんなで一緒に暮らしたら [DVD]
原題:Et si on vivait tous ensemble?
公開:2012
時間:96分
鑑賞日:2015.04.09
ストーリーの面白さ:★★★
映像や音楽の美しさ:★★★
作品の世界観の良さ:★★★
心が動かされること:★★★
非日常的刺激スリル:★★

私のオススメ度:★★★

※ 注意 ※ 軽い性描写あり

あらすじ

ジャンとアニーの夫婦、アルベールとジャンヌの夫婦、クロード。
体力が落ち、病気を抱え、悩み多い日々を送る、昔からの友人である、この5人の、晩年の一コマが描かれる。

私の感想、レビュー

アットホームな日常生活のドラマが描かれ、超大作感みたいなものはありませんが、観ているとホッコリさせられる良い映画だと思いました。

いくつになっても、人間は心は若いままなんだなあという感じです。
老人だって、恋をしたい、異性からちやほやされたい、性を楽しみたい、ものなんですね。

心は若いままなのに、体だけが老い、若さを失っていく、失望感、それに対してどうすることもできない無力感が、伝わってきて、それでも、日々を楽しく生きようとする姿勢に、なんだか心打たれるものがありました。

また、フランスの家や庭の様子が美しくて、食事のシーンは素敵でした。
昼間からワインを飲むのが当たり前のフランス人は、問題を抱えながらも、人生を楽しんでいるように思えました。

また、アニーが水をかけるシーンや、アルベールがディルクのカメラにする悪戯のシーンなどは、私は、大笑いさせられました!

私のフランス語なんて、まだまでですが、ちょっと前に比べると、かなり聞き取れるセリフも増えてきて、それが嬉しかったです!
フランス語版の「ハッピーバースデー」が聞けたり、「sushi」「sashimi」という日本語が出てきたり、フランス語学習的にも、興味深いシーンがありました。

セリフの少ないアクション映画や、普段の日常生活では使わないようなセリフがたくさん出てくる非日常的な作品と違って、日常生活が描かれるため、使えそうなセリフがたくさん出てくる、フランス語学習にも最適な、老人たちの、友情、恋、性、を描いた心温まる作品です。